弊社では工作機械部品、油圧部品、産業機械部品などの鋳鉄鋳物(FC)を生産しています。

FC鋳物とは

FC鋳物は、耐摩耗性、振動吸収性、切削性、熱衝撃に優れています。
主には工作機械のベッドやテーブル、シリンダー、ブレーキローター、鉄瓶、フライパンなどにも用いられており、私たちの身の回りにも多く存在します。
自動車産業の要、工作機械の基本となる素材としても多く採用されており、日本産業を支えています。

品質

自信があるからこそ、FC鋳物一筋に

小ロット品、複雑な製品形状、大きなものの製造を得意としています。
中子(空洞部をつくるための型)を必要とするため、難度の高い作業ですが、
職人としての技術力はもちろん、次工程にスムーズに引き渡すための責任感や綿密な管理力が自慢です。
鋳造技能所有者も多く在籍しています。

品質方針


全社員は顧客の求められる要求事項に基づいて作成された品質マニュアルを遵守し、
真心を込めて製造に従事し、最大限の満足をしていただけるよう努力しなくてはならない。

安定

リーマンショック以降10年連続経常利益黒字

国内メーカーのみならず、中国の複数の提携企業も含め60社以上との取引きがあります。
何より品質には重きを置き、現地の方にも日本の品質基準、意識を共有してもらうための努力を惜しまず連携を図っています。
そのため、国内工場の製造キャパを超えるもの、思わぬ災害やトラブルの際など、様々な状況下にて細やかに対応できます。

柔軟性

特殊な要望であっても対応できる体制

社内はもちろんのこと、複数の木型業者、副資材業者、加工業者とも強い連携がとれているため、特急仕事であっても素早く対応することができます。
コストを抑えたい場合や、1点もの、試作もの、ロットが大きいものなどもお任せください。

技能教育活動

技能教育の最大の目的は、勇退する先輩の花道と、顧客の安心を築きあげる事。
つまりは先達が培った、高い鋳物技術を若い作業者に伝え、世代交代による品質のバラツキを無くす事。
しいてはより品質の高い、安定した鋳物をお客様にお届けする事が出来ます。

社内では役職や年次に関係なく「聞きやすく、話しやすい」環境づくりに努めています。
長所を生かして助け、短所を助けてもらう社風により、全員でスキルアップ・ステップアップを目指します。

その1つとして、弊社では積極的に鋳物技能検定に参加し、技能検定受験者の合格率80%以上!を目標に掲げ、基礎的な鋳造技術習得に日々努力しております。

事務所に掲載されている表彰状

勉強会

勉強会は、企業として、社会人としての向上を目的とした教育です。

弊社では月に一度社内の若手を中心とし、鋳造に関して勉強会を行っております。

勉強会では、講師の方の話を受動的に聴くだけではなく、受講者も積極的に発言することにより、鋳造理論を現場に即した形で理解しております。