難関を突破する機動力は、他社には負けません。

先輩社員紹介 Rさん

2012年入社 営業・製造 Rさん

共和鋳造所を知ったのは、大学のゼミの教授の紹介です。
社長との面接時に、中国からの輸入のため通常は子会社を作ることが多いのに、なぜそうしないんですか?と質問しました。
すると、海外に出資をすることは考えていない。20年以上お付き合いのある独立した法人が向こうにあるのでそこにお願いをすればよく、その分国内の基礎を固めて潰れない、倒れない会社を作りたい。というお話を頂き、その堅実さに感銘を受けました。その他に今後のビジョンのお話などもしていただき、会社の方針に大変共感したのが入社の決め手です。

たくさんの人の協力でお客様のご要望に応え評価をいただくと、営業としてやりがいを感じます

現在は、主に中国とのやりとりやお客との商談などの営業業務と、現場での業務も行っています。
現場に入ることは自分から希望しました。鋳造の経験がなかったということもありますし、モノ作りは現場なしでは成り立たないため、現場で鋳造を知り、現場のメンバーとコミュニケーションを取って営業を行いたいと思ったからです。
現場の方、事務所の方、たくさんの人の協力でお客様のご要望に応え、良い評価をいただくと、営業としてやりがいを感じますね。
仕事で大変なのは、中国での生産品の品質を日本のお客様の品質目標に合わせてもらうことです。出張の度に品質のすり合わせには苦労します。外観からは見えないパーツだから、多少凸凹があってもいいだろうと言われ、競合と比べた時に見た目でも判断されるから、と説得することが多々あります。
2016年~2017年には、中国国内で工場の粉塵排気の規制がいきなり行われ、設備を国に止められる事態が発生しました。その時、当社の協力工場は迅速な対応ですぐ復帰ができましたが、お客様の別の手配先の工場は復帰できず、その不足分を生産して欲しい、と通常の2~2.5倍の製造を1週間程度で行うことになりました。当社も手続きや段取りで大慌てで、あの時が今までで一番大変でしたね。

営業としての目標は、お客様の特急対応にお応えし、中国ルートの品質アップ、納期厳守に取り組みたいです。
普段は分業制で皆バラバラに見えますが、何かあった時に一致団兼して、難関を突破する機動力は、他社には負けないと思っています。これからも会社内での改善を行いながら、より強い会社にしていきたいとです。

扱う製品の性質上、工場はきれいとは言えませんが、入ってみると人も仕事も面白くやりがいがあります。
と言っても言うだけではなかなか伝わらないので、ぜひ一回鋳造に挑戦してみて欲しいですね。

先輩社員Rさん仕事風景